2022年のご時世にVisual Studio 2010をインストール

Visual Studio 2010は2020年にサポートが終了しました。
ネットで調べるとMicrosoftのサイトからダウンロードできる直リンクがあったりインストーラを入手する方法が見つかりますが、2022年時点ではいずれも利用できなくなっています。

Visual Studio 2010 サポート切れ
Microsoftのページは突如消えることがあるので念のため

しかし不幸中の幸いです。現在でもインストール方法は残されています。
Visual Studio Subscriptionsからダウンロードできるisoファイルをマウントしてインストールできます!

なおこの記事はWindows 11で実施しています。
アップデートなどとうの昔に途絶えていると思いますが、最近のOSでも使える模様。
さすが互換性つよつよWindows。そこにシビれる憧れる。

目次

Visual Studio Subscriptionsからダウンロード

Microsoftアカウントにログインすると見れるVisual Studio Subscriptionsからダウンロードできます。
以下ページからインストールしたいVisual Studioを選んでください。

https://my.visualstudio.com/Downloads?q=visual%20studio%202010%20for%20visual

私の場合はVisual Studio Express 2010のC#版が欲しかったので、「Visual Studio Express 2010 for Visual C#」を選びます。
「Japanese」「DVD」に変更してダウンロードします。容量が大きいので注意。

Visual Studio 2010のダウンロードページ
変更する箇所はオレンジ色にしました

またこの時、使いたい製品の「Get Key」を押すと出てくるアクティベーションキーを控えましょう。
インストール後に必要になります。

ダウンロードが終わったらそれをマウントしてください。
マウントは右クリックメニューから[プログラムから開く]-[エクスプローラー]でできます。

ISOファイルのマウント

インストール

setup.exeをダブルクリックして起動します。

Visual Studio 2010インストール

今さらフィードバックなどされても困ると思いますので、チェックを外して先に進みましょう。

Visual Studio 2010ライセンス同意

同意して先に進みます。

Visual Studio 2010インストールオプション

大体は不要な気がしますが、必要ならチェックを入れたまま先に進みましょう。
Silverlightとか文字列自体を久々に見た。Flashですら死んだのになおさら生き残れる理由がない……

Visual Studio 2010インストール場所

インストール先の指定です。先に進むとインストールが開始されます。

Visual Studio 2010インストール完了

インストール完了です。

Visual Studio 2010 SP1適用

SP1も過去にダウンロードできたようですが、現在はWindows Updateからのみ入手可能です。

Visual Studio 2010のインストール後にWindows Updateを実行するとSP1が表示されるようになります。
それを当ててください。

Visual Studio 2010 SP1適用

アクティベーション

Express版(最近のVisual StudioだとCommunity版)で30日を超えて使用するにはアクティベートが必要です。
[ヘルプ]-[製品の登録]から、ダウンロード時に取得できるアクティベーションキーを入力しましょう。

(Professional版でもこの辺は同じかな?)

Visual Studio 2010アクティベーション

これでVisual Studio 2010を使用できる環境が整いました。

10年以上前の環境が欲しいという方がどれだけいるのか分かりませんが、備忘録として残しておきます。

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