OneDriveの同期フォルダを外付けHDDへ移したら動作が停止して同期ができなくなった
結論から言うと外付けHDDをexFATでフォーマットしていたのが原因でした。
外付けHDDに限らず、USBメモリやmicroSDなどでも同じ現象が起こると思います。
スマートフォンやタブレットが手放せない生活になり、OneDriveやDropboxのようなクラウドストレージもほぼ必須となりました。1人で複数の異なるデバイスを持つ関係上、個人的には「あると便利」ではなく「ないと不便」に分類されます。個人レベルでミラーリングを施したバックアップ用のHDDなんかよりも高い信頼性を持つので、ファイルが小さければクラウドストレージにバックアップしておくのもいいでしょう。
OneDriveは過去に容量を無償で数十GB配っており、私自身も本来は5GBである容量を40GBに拡大して使わせていただいてます。
そんなこんなですっかり生活の一部に組み込まれたOneDriveにやられました。
PCからはOneDriveのクライアントアプリを使って同期してるんですが、この同期フォルダのファイルシステムがexFATだと「動作が停止しました」と表示され、落ちてしまいます。試していませんが調べてみるとFAT32もダメだとか。
OneDriveは起動するや否やすぐに落ちてしまうので、設定の変更も許されず、この状態に陥るとアプリの再インストールが復帰手段となります。
当然ながらNTFSであれば問題ないようです。
WindowsとMacの両OSから扱えるようにするためにexFATにしているので、NTFSだと困るんですよね……。OneDriveのためにNTFSパーティション作るのも癪だし、そうした所でMacのOneDriveのクライアントアプリからは使えない。困ったものです。
Microsoftにはバグとして報告しましたが、ひょっとして仕様なのでしょうか。
補足追記 (2021年)
この記事は、学生時代に運営していたブログの記事を書き直したものです。
この記事を書いたのは2016年頃でしたが、翌年にはOneDriveはNTFSのみという制限がかかってしまい、公式でexFAT非対応となりました。
OneDriveフォルダーはNTFS限定!? - シンボリックリンクを使った検証結果
おかげでWindows/Mac両対応のOneDriveフォルダを作ることが非常に難しくなっています。
MacのOneDriveアプリならNTFSのみという制限はないので、exFAT領域をMac版OneDriveでセットアップすれば一見使えるように見えるのですが、APFS以外だと挙動がおかしくなるのか、こちらも同期ができない症状に悩まされました……。
そのうちMacのOneDriveもAPFSしか使えないようにされるのではないかと思います。
結局、私はMacからOneDriveフォルダを使わない方針とし、外付けHDDにNTFS領域を作ってWindowsのOneDriveアプリから同期しています。
これからWindows/Macの両方でクラウドストレージを使う予定の方はDropboxとかにした方がいいですね。